悩ましいおときのシート
長野県の葬儀は他県内はだいぶ違います。
通夜、納棺、出棺、火葬、告別ランク、お斉(お場合)の順番で行われるのです。
つまり、告別ランクの時点で故人はすでにお骨となっているということです。
告別ランクでは大勢の皆さんがお焼香に来てくださいますが、祭壇に飾られるのは遺影という遺骨と仮位牌で、棺は当然ありません。
都内で葬儀に参列したときは棺が中央にあり、最後にお面持ちを見て花をお供えすることができました。
このやり方の方が、故人に対しても遺族に対しても丹念だと思いました。
さて、大変なのは告別ランクの後に受ける、「お場合」と呼ばれる会食です。
お経をあげてくれたお坊さん三人類を上座として、親類、その他コネクションのある方々との食べ物となります。
この「お場合」に誰をよぶか、シートをどうすかが難しいところなのです。
葬祭の調査官は「おときのシートはウェディングのシートという全く同じです」といいました。
かといって喪主の職場の上役を最良上にするわけにはいかない。
やっぱり故人の兄妹を優先したいので、叔父に主賓の催しに座ってもらいました。
親類、近隣、同士、喪主の職場の人類など、70人類を超える皆さんのシートを決めるのには苦労しました。
こちらを立てれば相手がとして、応援に来てくれていた親類の方々の見識が何だか一つにはなりませんでした。
結果、最年長の叔父のいう通りにしようので提出日取り直前に席順表が成立しました。
故人との離別をじっくりなんてしているヒマはありませんでした。
ただただ葬儀の対処にエネルギーといった気力を使ったような風情でした。
「お場合」はグループとして、遺族は「父さんがお世話になりありがとうございました」ってお酌をして訪ねるのです。
このような告別ランクのあり方に少々の設問を感じていますが。
いずれにしても、多くの皆さんのおかげで無事に葬儀が済みほっとしております。
父母がまだ元気なうちに 葬儀には誰を読んでほしい、シートはこうしてほしいという要求をきいておくと頑張ると思います。
(長野県内長野市 nagashino氏)
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